学歴よりも経験値
早朝の打ち合わせや、面談が多く
どうしてもファストフード、サービスエリアのフードコートを早朝から利用させて頂くことがあるのですが、
最近のファストフード店の早朝は
『朝から元気な高齢者』の店員さんがが気持ちよく対応してくれるようになりました。
過去の経験からどうしてもオペレーションが気になり見入ってしまうのですが、
高齢者が高齢者を教えている姿を見て時代の流れを目の当たりにさせられる。
私同様、マニュアル等の文書を見るときは
とおおおーーくに離して見なければいけない老眼問題。
それでも活き活きお仕事をされて素晴らしい!と思います。
さて、逆に若者の就職事情はどうなのか?
『超就職氷河期』
と言われた私の就職活動は遡る事30年前。
私は高卒で就職をしましたが、同学年では
就職を選択した猛者はわずか私を含め2名でした。
が、しかし
近年では高卒の就職倍率が3倍超えというニュースを見て驚いた。
少子高齢化により卒業生徒の数が減ってはいるのでこの倍率は怪しい数値だが、
企業側は少子高齢化によりいかに早く若い人材を確保し、戦力の変えて行くかが今後の企業の存続を決めていく
と考えているようです。
知人にも高校中退、つまり最終学歴は中卒だがこれまでのキャリアを評価され大企業の幹部ポストで活躍されている方もいる。
これは極稀なケースであり
有名大学を卒業すればこのキャリアに進める事がグッと近づくので大学進学もありはありという考え方も一理ある。
先ほどお話に出た高卒就職の受け皿を広げている企業はこういう考えもあるようだ。
『トリマ大学生は要らん』
少子高齢化により地方大学の多くは定員割れを起こし休校を決めている大学もあるそうで、
つまり、受験競争が成立しない様なFラン大学なら授業料払えば誰でも行ける。
やりたい、学びたい事があるから大学を探し、競争に挑む。
であれば高校を卒業して社会に出ようという意欲を持つ若者を18歳前後で確保し、
社会の中で経験を付け育てる。
ファストフードで働いている
『朝から元気な高齢者』の店員さんが
18歳も時はどうだったのか?
就職7割、進学3割といったところだろうか?
バブル世代、ゆとり世代、Z世代、色々回って
元気な日本を取り戻す鍵は意外とココにあるのかもしれない。と、思いました。